院長紹介


重井歯科医院院長 山中 邦成
重井歯科医院 院長の山中邦成です。私は生まれも育ちも東京都。大学卒業後、大学病院や矯正専門クリニックで歯科医療を学びつつ、いつか「学んだ歯科医療を自分で恩返しをしたい」と考えてきました。
その想いを深めたのは、引退された重井先生の診療に触れたときです。
鐘ヶ淵や墨田区の方々に長く寄り添い、安心できる歯科医院を築いてきたその姿に強く心を打たれ、「ここで重井先生の思いを引き継ぎ、地域の皆さまに歯科医療を提供したい」と決意しました。
鐘ヶ淵・墨田区への想い
鐘ヶ淵は、昔ながらの商店街が並び、下町らしい温かい人情にあふれた街です。
隅田川沿いの穏やかな風景を眺めながら散策すれば、どこか心が落ち着く――そんな“のどかな雰囲気”に惹かれ、家族と毎年隅田川の花火大会を楽しむほど、このエリアには親しみがあります。
「昔ながらの商店街が賑わい、人々が自然と顔見知りになる温かさ」
「小さな川沿いの散歩道で季節の移ろいを感じる、穏やかな暮らし」
こうした鐘ヶ淵の雰囲気は、忙しい日常の中で忘れがちな“心の安らぎ”を取り戻させてくれます。
私は、この街のほんのり懐かしさのある風景と、人と人との距離感が近い人情に惹かれ、
「ここで歯科医院を続けることが地域の方々への恩返しになる」と実感しました。
「まちの〝かかりつけ〟として息長く寄り添う存在になりたい」
「子どもからご高齢の方まで、誰もが安心して通える場所でありたい」
そうした想いを胸に、重井歯科医院では、治療だけでなく予防を重視し、地域全体の健康寿命を延ばす役割を担いたいと考えています。
なぜ重井歯科医院を引き継ぎ開業したのか

重井先生が長年にわたり築き上げてこられた「地域に根ざす歯科医療」の理念は、診療技術だけでなく、人としての温かさや丁寧なかかわりを大切にする姿勢そのものです。
私は、かつて重井先生の診療室で感じた「歯科医院は、痛いときだけ行く場所ではなく、本来は安心して相談できる“寄り添いの場”であるべきだという強い信念」を今も鮮明に覚えています。
患者さんおひとりおひとりとじっくり向き合い、「何を不安に思い」「どのような治療を望んでいるか」を共に考えていく姿勢は、大学や病院で学んできた私にとっても大きな学びでした。重井先生が築いた歴史と信頼を受け継ぎ、さらに発展させることで、「この街のかかりつけ歯科」として地域の健康を守り続けたい――それが私の揺るぎない想いです。
印象的だった患者さんとのエピソード

ある日のこと、ご年配の女性が「昨日まで痛くてまったく食事がとれなかったのに、先生に入れ歯を調整してもらったら、今朝、ごはんが本当においしく感じたんです」と目を潤ませながらお話しくださいました。
その方は、入れ歯が合わず硬いものが食べられずに体力が落ちかけていましたが、調整後は食欲が戻り、久しぶりにおいしい食事を満喫されたそうです。
その笑顔を見た瞬間、「歯科医療は単に歯を治すだけでなく、その先にある生活の質を支える仕事だ」と改めて実感しました。
この仕事を選んでよかった!と心から思える、忘れられない出来事となっています。
最後に

重井歯科医院は、地域の皆さまに支えられてここまで歩んできました。
私はこの鐘ヶ淵という街で、子どもからご高齢の方まで、誰もが「いつでも気軽に相談できる場所」であり続けたいと強く願っています。
「初めてで不安…」という方も安心してご来院ください。
「お子さまと一緒に通いたい」というパパ・ママも大歓迎です。
「入れ歯が合わなくて困っている」「痛みが不安」という方は、ぜひ一度ご相談を。
保険診療を中心とした治療体制、子どもから大人まで安心して通える院内環境、そして地元でもある墨田区検診にも積極的に対応している当院だからこそ、皆さまの日常に寄り添うケアが可能です。
「歯科医院って、こんなに温かい場所だったんだ」
そう感じていただけるよう、スタッフ一同、心を込めておもてなしします。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
鐘ヶ淵の街に根付いて、これからも皆さまの笑顔を支え続ける
それが私、山中邦成の使命であり、喜びです。