マウスピース矯正

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは?

マウスピース矯正は、透明な特殊プラスチック製のマウスピースを使って歯並びを整える矯正治療法です。従来のワイヤーやブラケットを使用した矯正治療とは異なり、目立ちにくいマウスピースで治療を進めていきます。当院ではインビザラインを採用しています。

インビザラインは、透明な医療用プラスチック製のマウスピースを用いた矯正システムです。このマウスピースは約2週間ごとに新しいものに交換し、少しずつ歯を理想的な位置へと移動させていきます。透明であるため装着していてもほとんど目立たず、また取り外しが可能なため食事や歯磨きの際に不便さがありません。

歯並びを整えることは、見た目の改善だけでなく、虫歯や歯周病の予防、咀嚼機能の向上など口腔健康の維持に重要な役割を果たします。

こんな方におすすめ

  • 人前で目立つ矯正装置を付けたくない方
  • 営業職や接客業など、人と接する機会が多い仕事をされている方
  • 食事の制限なく矯正治療を受けたい方
  • 歯磨きをしっかり行いたい方
  • 痛みの少ない矯正治療を希望される方
  • 装置の着脱が可能な治療を希望される方

当院のマウスピース矯正治療における特徴

当院「重井歯科医院」は、2024年5月より「前歯の矯正専門の歯科医院」として2017年9月に開院した「Mori Dental Clinic(森デンタルクリニック)」の分院として新たなスタートをきりました。森デンタルクリニックのノウハウを取り入れながら、患者様のさらなる満足度向上を目指しています。

矯正費用の高さや期間の長さで矯正自体をあきらめてほしくないという思いを大切に、患者様一人ひとりの歯並びや生活スタイルに合わせた治療計画を立案します。初診時には詳細な検査とカウンセリングを行い、治療後の歯並びをシミュレーションでご確認いただけます。

インビザラインによる矯正治療では、コンピューター技術を活用した精密な治療計画に基づき、効率的に歯を移動させていきます。定期的な診察で治療の進行状況を確認し、必要に応じて計画の調整も行います。

マウスピース矯正の特性を活かし、必要に応じて虫歯治療やクリーニングなどの一般的な歯科治療と並行して進めることも可能です。

マウスピース矯正治療のメリット

  • 目立ちにくい審美性

    インビザラインのマウスピースは透明な素材でできているため、装着していてもほとんど目立ちません。人前での会話や笑顔の際も自信を持って振る舞えます。特に社会人の方にとって、見た目を気にせず矯正治療を受けられる点は大きなメリットです。

  • 食事制限がない

    マウスピースは取り外しができるため、食事の際に制限がありません。従来の矯正装置では避ける必要があった硬い食べ物や粘着性の食品も、普段通りに食べることができます。食事後は歯磨きをしてからマウスピースを装着します。

  • 高い衛生性

    マウスピースを外して通常通りの歯磨きができるため、口腔内を清潔に保ちやすくなります。従来の固定式矯正装置では難しかった歯間部の清掃も十分に行えるため、虫歯や歯周病のリスクを抑えながら矯正治療を進めることができます。

  • 痛みが少ない

    インビザラインでは、コンピューターで設計された計画に基づいて少しずつ歯を動かすため、従来の矯正装置と比べて痛みや不快感が少ないとされています。段階的に歯を移動させる方法により、患者様の負担を軽減します。

当院のマウスピース矯正治療の流れ

  1. 初回カウンセリング

    最初の来院時には、現在の歯並びの状態や気になる点、ご希望の治療目標についてお聞きします。口腔内検査を行い、マウスピース矯正が適切かどうかを診断します。また、治療期間や費用などについてもご説明いたします。

  2. 検査と治療計画

    詳細な口腔内検査を行い、歯型を採取します。これらのデータをもとに、治療後の歯並びのシミュレーションを作成し、治療計画を立案します。患者様に治療計画をご確認いただき、同意をいただいた後、インビザラインのマウスピースを製作します。

  3. マウスピースの装着

    完成したマウスピースをお渡しし、装着方法や取り扱い方法、お手入れの仕方について説明します。インビザラインのマウスピースは、食事と歯磨き時以外は装着し、1日20〜22時間の装着を目安としています。約2週間ごとに新しいマウスピースに交換していきます。

  4. 定期的な経過観察

    4〜8週間ごとに来院いただき、歯の動きとマウスピースの適合状態を確認します。治療の進行状況に応じて新しいマウスピースをお渡しし、必要に応じて調整を行います。また、定期的な歯のクリーニングも行い、口腔内の健康維持をサポートします。

  5. 治療終了・保定

    目標とする歯並びが達成されたら、歯の位置を安定させるための保定装置を装着します。保定装置は歯が元の位置に戻るのを防ぐ重要な役割を果たします。治療終了後も定期的な検診をおすすめしています。