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ホワイトニングの費用相場|種類別の料金や安く抑えるコツを解説

2025/10/29

ホワイトニングの費用は、選ぶ方法や目的によって大きく異なります。
自由診療にあたるため、費用は医院ごとに設定が異なり、数千円から十万円以上まで幅広いのが現状です。

本記事ではホワイトニングの種類別の費用相場や、費用を抑える方法を解説します。
これからホワイトニングを検討している方や、なるべくコストを抑えて白い歯を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてください。

ホワイトニングの費用相場

ここでは、ホワイトニングの種類ごとの費用相場を解説します。

●オフィスホワイトニング
●ホームホワイトニング
●デュアルホワイトニング
●セルフホワイトニング

詳しく見ていきましょう。

オフィスホワイトニング

歯科医院で、歯科医師や歯科衛生士が高濃度の薬剤と専用の光を用いて施術するタイプです。
相場は、1回あたり2万〜7万円ほどが目安です。
医院によっては、3回程度のコース制を採用している場合もあります。

短時間で効果を実感しやすく、結婚式や面接など早く白くしたい方に向いています。
効果は平均で3〜6ヶ月持続しますが、色戻りを防ぐには定期的なメンテナンスがおすすめです。

薬剤の濃度によっては歯がしみる場合もあるため、事前のカウンセリングでリスクを確認しておきましょう。

ホームホワイトニング

歯科医院でマウスピースを作成し、自宅で低濃度の薬剤を使ってじっくり白くしていく方法です。
費用はおおよそ2万〜5万円前後で、費用にはトレーの作製費と薬剤費が含まれます。

ホームホワイトニングは、自宅で自分のペースで進められるのがメリットで、効果はゆるやかですが長持ちしやすい特徴があります。
通院回数が少なく、薬剤の刺激も少ないため知覚過敏が出にくいのも魅力です。

即効性よりも「自然な白さを維持したい」「コスパよく続けたい」といった方に向いています。

デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。
費用の目安は5〜10万円程度で、医院によってはセットプランを提供している場合もあります。

オフィスで短期間にトーンアップし、その白さをホームケアで維持できます。
即効性と持続性を両立できる点が魅力です。

費用はやや高めですが、「短期間で理想の白さにしたい」「白さを長くキープしたい」方に適しています。

セルフホワイトニング

市販のホワイトニング用品やセルフサロンで行う手軽な方法です。
費用は数百円〜5,000円ほどと安価で、気軽に試せるのが魅力です。

ただし、歯科医院で使用する薬剤と比べて濃度が低く、歯の表面の汚れを落とすクリーニング効果が中心になります。
本来の歯より白くする漂白効果は、期待できないでしょう。

また、医師による診察がないため、安全面での不安も残ります。
短期間の見た目のケアやお試し感覚で行いたい方には向いていますが、確実に白くしたい場合は歯科での施術を検討しましょう。

ホワイトニング以外にかかる費用の内訳

ここでは、ホワイトニング以外にかかる費用をそれぞれ解説します。

●初診料・カウンセリング費用
●虫歯や歯周病の事前治療費
●クリーニング・歯石除去の費用
●コーティングや照射時間の追加料金
●メンテナンス・再ホワイトニング費用

なお、各費用は目安です。
実際には、医院・地域・症例・処置方法により大きく変動します。

これらの費用も含めてトータルで考えることで、実際にかかる総額を把握し、無理のないホワイトニング計画を立てやすくなります。

初診料・カウンセリング費用

ホワイトニングをはじめる前には、歯の状態を確認する初診やカウンセリングが行われます。
このとき、口腔内のチェックや治療計画の説明、薬剤の適応確認などを受けるため、初診料や相談料が必要になります。

費用の目安は1回3,000~5,000円前後です。
医院によっては、レントゲン撮影や歯の色の測定なども含まれます。

無料カウンセリングを設けているクリニックもありますが、診察を伴う場合は別途費用がかかるのが一般的です。

虫歯や歯周病の事前治療費

ホワイトニングは、健康な歯と歯ぐきの状態で行うのが基本です。
虫歯や歯周病があると、薬剤がしみたり、十分な効果が得られなかったりすることも。
そのため、施術前に治療が必要になります。

保険適用の治療にかかる費用は、下記のとおりです。

●軽度の虫歯治療:1,000〜2,000円程度
●歯周病治療:5,000円前後

症状が重い場合は、1〜3万円ほどかかることもあります。
治療が終わってから、ホワイトニングを再予約する流れが一般的です。

クリーニング・歯石除去の費用

ホワイトニングの効果を高めるためには、施術前に歯の表面の汚れや歯石を除去しておくことが重要です。
タバコのヤニや茶渋などの着色汚れが残っていると、薬剤がムラになりやすく、仕上がりにも影響します。

このため、歯科医院では、ホワイトニング前に「PMTC」と呼ばれる専門クリーニングを推奨しています。
費用の目安は1回5,000〜1万円程度です。

審美目的の場合は自由診療扱いとなるため、料金が別途かかるかどうかを確認しておきましょう。

コーティングや照射時間の追加料金

ホワイトニング後の歯は、薬剤の影響で一時的に色素が付きやすくなります。
このため、歯の表面にコーティング剤を塗布して保護する処置を行う医院もあります。

コーティング料は、5,000〜1万円程度が目安です。
この料金は、ホワイトニング料金に含まれていない場合もあります。

また、LEDライトの照射時間や回数を追加する際に、オプション料金が発生するケースも。
「どこまでが基本料金に含まれるのか」を事前に確認しておくと安心です。

メンテナンス・再ホワイトニング費用

ホワイトニング後の白さは永久的ではなく、食事や生活習慣によって徐々に色戻りします。
白さを維持するためには、定期的なメンテナンスや再ホワイトニング(タッチアップ)が必要です。

年間でかかる費用の目安は、下記のとおりです。

●オフィスホワイトニング:2〜7万円
●ホームホワイトニング:5,000〜2万円程度
●デュアルホワイトニング:2万〜8万円前後

施術から半年〜1年ごとに行うことで、白さを安定的にキープできます。
初回だけで終わらず、維持費も見越して予算を立てましょう。

ホワイトニングの費用に差が出る理由

同じホワイトニングでも、歯科医院によって価格が大きく異なる要因は、下記のとおりです。

●保険適用外の自由診療であること
●使用する薬剤や照射機器のグレード
●施術者の経験・技術力の違い
●施術範囲・回数・時間の差
●医院の立地や設備レベル
●保証やメンテナンスの有無

料金だけでなく「どのような環境で・どのように施術されるのか」を確認することが、後悔しない選び方のポイントです。

ホワイトニングの費用を抑えるコツ

ホワイトニングは自由診療のため、クリニックや施術方法によって費用に幅があります。
ただし、工夫次第で費用を大きく抑えられます。

費用を抑えるコツは、下記のとおりです。

●複数の歯科医院で見積もりを比較する
●キャンペーンを活用する
●部分的なホワイトニングを選ぶ
●ホーム型やセルフホワイトニングを賢く併用する
●実績や口コミを確認する

詳しく解説します。

複数の歯科医院で見積もりを比較する

同じオフィスホワイトニングでも、医院によって数万円単位で料金が異なることがあります。
そのため、下記の点について、見積もり内容を比較することが大切です。

●薬剤の濃度
●機器の種類
●照射回数
●保証の有無

複数の医院でカウンセリングを受け、費用の内訳や施術プランを明確にしておくと、納得して契約できます。
初回カウンセリング無料の医院を選べば、比較検討にかかるコストも抑えられるでしょう。

キャンペーンを活用する

歯科医院やホワイトニングサロンでは、初回限定割引やモニター価格など、お得なプランを実施していることがあります。
通常価格より安く受けられる可能性があるため、タイミングを逃さずチェックしましょう。

中には、公式サイトやSNSで最新情報を発信している医院もあります。
ただし、モニター価格を利用する場合は、写真提供などの条件を必ず確認しましょう。

部分的なホワイトニングを選ぶ

前歯など、見える部分だけをホワイトニングする「部分施術」を選ぶことで、費用を半分以下に抑えられる可能性があります。
全顎(上下すべて)を対象にすると薬剤や照射のコストが増えてしまいます。
そのため、自然な笑顔を重視する方は部分的な施術でも十分です。

部分施術は、写真撮影やイベントなど、短期間で仕上げたい場合にも向いています。
担当医に「何本分を対象にするか」を相談し、必要な範囲を見極めて費用を最適化しましょう。

ホーム型やセルフホワイトニングを賢く併用する

オフィスホワイトニングの高い即効性と、ホームホワイトニングやセルフホワイトニングの低コストを組み合わせる方法もおすすめです。
たとえば、初回は歯科医院でベースを白くし、そのあとは自宅ケアで維持するという流れなどです。

ホームホワイトニングはマウスピースを再利用できるため、薬剤代のみで続けられます。
セルフホワイトニングも補助的に使えば、トータル費用を大きく削減できるでしょう。

実績や口コミを確認する

「安い=お得」とは限りません。
費用を抑えつつも満足度の高い施術を受けるために、医院の実績や口コミ評価を必ず確認しましょう。

症例写真や利用者のレビューをチェックすることで、効果の持続性や対応の丁寧さが見えてきます。
ただし、不自然に安すぎる料金や説明の少ない医院は注意が必要です。
安心・安全に白い歯を目指すためにも、価格と品質のバランスを意識しましょう。

ホワイトニングの効果を長持ちさせるポイント

ホワイトニングで得た白い歯をキープするには、日常のケアが欠かせません。
施術直後はとくに歯が着色しやすく、生活習慣次第で持続期間が大きく変わります。
オフィスホワイトニングでは3〜10ヶ月、ホームホワイトニングでは6ヶ月〜1年ほどが一般的な持続目安です。

ホワイトニングの効果を長持ちさせるためには、下記のポイントをおさえましょう。

●カレーやコーヒーなど、着色しやすい飲食物を控える
●食後すぐの歯磨きを習慣にする
●ホワイトニング効果のある歯磨き粉を活用する
●タバコを控える
●定期的にプロのクリーニングを受ける

日常のケアに加えて、色戻りが気になる場合は、追加ホワイトニング(タッチアップ)を行うと、白さをリセットできます。

ホワイトニングで後悔しない歯科医院の選び方

ホワイトニングで後悔しないために押さえておきたいポイントは、下記のとおりです。

●目的やスケジュールに合った施術方法を選ぶ
●歯の状態や黄ばみの原因に合わせる
●費用・効果・持続期間のバランスを見る
●カウンセリングや説明の丁寧さをチェックする

詳しく解説します。

目的やスケジュールに合った施術方法を選ぶ

ホワイトニングには、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングなど、複数の方法があります。
短期間で白さを実感したい方には、歯科医院で行うオフィスホワイトニングが向いています。
一方、コストを抑えつつじっくり白くしたい方には、自宅で継続できるホームホワイトニングが最適です。

結婚式や就職活動などのイベントを控えている場合は、施術完了までの期間を逆算してプランを立てましょう。
ライフスタイルやスケジュールに無理のない方法を選べば、満足のいく結果につながります。

歯の状態や黄ばみの原因に合わせる

歯の黄ばみは、コーヒー・紅茶・タバコなどによる外的要因と、加齢や薬剤(抗生物質など)による内的要因に大きく分けられます。
外的な着色であれば、薬剤の浸透力が高いオフィスホワイトニングで短期間でも効果を実感しやすいでしょう。
ただし、歯の内部から黄ばんでいる場合やエナメル質が薄い場合は、刺激の少ない薬剤を使って白くするホームホワイトニングが適しています。

また、詰め物・被せ物の部分や矯正装置がある方は、ホワイトニングの効果が均一にならないこともあります。
これらに該当する場合は、歯科医師へ相談し、効果的で安全な方法を選びましょう。

費用・効果・持続期間のバランスを見る

費用が安くても効果が短期間で終わってしまうと、結果的にコストが高くつくことも。
オフィスホワイトニングは1回の費用が高めですが、短期間で効果を実感できる即効性があります。
一方、ホームホワイトニングは初期費用を抑えやすく、マウスピースを再利用できるため、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れているでしょう。

「どのくらいの白さを、どのくらいの期間キープしたいか」という目的を明確にし、自分に合ったペースと予算の両面から最適な方法を選ぶことが大切です。

カウンセリングや説明の丁寧さをチェックする

信頼できる医院は、下記の内容について分かりやすく説明してくれます。

●施術内容
●効果の目安
●リスク
●料金の内訳

また、「どの程度の白さを目指せるのか」「痛みや知覚過敏のリスクはあるのか」といった質問に対しては、曖昧にせず具体的に答えてくれるかも判断のポイントです。

症例写真や実際の患者の経過を見せてくれる医院は信頼性が高く、施術後のイメージもつかみやすいでしょう。
納得できる説明を受けたうえで施術に進むことで、安心して理想の白さを目指せます。

ホワイトニングに関するよくある質問

ここでは、ホワイトニングに関するよくある質問とその回答を紹介します。

●ホワイトニング以外で歯を白く見せる方法はありますか?
●ホワイトニングで痛みやしみることはありますか?
●効果はどのくらい続きますか?

同じ疑問を抱いている方は、事前に確認しておきましょう。

ホワイトニング以外で歯を白く見せる方法はありますか?

ホワイトニング以外にも、歯を白く見せる審美治療はいくつかあります。
代表的な方法は、下記のとおりです。

方法費用相場特徴
歯のマニキュア1本5,000円前後歯の表面をコーティングして白く見せる即効性のある方法短期間のイベント向き
ラミネートべニア1本5〜15万円歯の表面に薄いセラミックを貼ることで、自然な白さと形を同時に整えられる
セラミッククラウン1本8〜10万円●歯全体をセラミックで覆う方法
●色・形・耐久性に優れている

あわせて、歯茎の黒ずみを除去する「歯茎のホワイトニング」も行えば、口元全体の印象をより明るく見せられます。

ホワイトニングで痛みやしみることはありますか?

ホワイトニングでは、一時的に「歯がしみる」「むず痒い」といった刺激を感じる方がいます。
これは薬剤がエナメル質を通し、神経に微弱な刺激を与えるために起こる現象で、多くの場合は数時間〜数日で収まります。

痛みが出やすい方や知覚過敏がある方は、下記の方法で軽減可能です。

●薬剤濃度を低く調整する
●知覚過敏抑制ジェルを使用する
●ホームホワイトニングでゆるやかに進める

歯科医師に症状を伝えれば、刺激を抑えたプランを提案してもらえるため、我慢せずに相談しましょう。

効果はどのくらい続きますか?

ホワイトニングの効果持続期間は、方法や生活習慣によって異なります。

一般的な目安は、下記のとおりです。

●オフィスホワイトニング:3〜6ヶ月
●ホームホワイトニング:6ヶ月〜1年
●デュアルホワイトニング:1年以上

定期的にコーヒーやワインを飲む場合は、色戻りが早まることも。

白さを長く保つためには、3〜6ヶ月ごとにタッチアップを行うのがおすすめです。
また、施術後は着色しやすい飲食物を控え、日常的にホワイトニング歯磨き粉を使うことで、持続効果をさらに高められます。

まとめ:費用と内容のバランスを見極めて、ホワイトニングを選ぼう

ホワイトニングを選ぶ際は、「安さ」だけで判断するのではなく、費用と内容のバランスも重視しましょう。
料金が安くても効果が長持ちしなかったり、アフターケアが十分でなかったりすると、結果的にコストが高くつくこともあります。

自分の歯の状態やライフスタイルなどに合った方法を選び、信頼できる歯科医院で施術を受けることで、満足度の高いホワイトニングが叶います。

「重井歯科医院」では、保険診療を中心にしながら、患者さま一人ひとりの希望に合わせた自由診療を提案しています。
はじめての方にも分かりやすいカウンセリングを心がけ、施術の流れや効果、料金の内訳まで丁寧に説明。
痛みに配慮したホワイトニングを提供しているため、歯科が苦手な方にもおすすめです。

白く美しい歯を手に入れたい方は、気軽にご相談ください。

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